「進撃の巨人」の謎が分かった

考察が正しければ、ネタバレになってしまいます。ご注意ください。

【112話ネタバレ考察】エレンがアルミンとミカサに会ったのは、自分をあきらめさせるため

 

最新112話。

エレンはミカサとアルミンに会いました。

「お前ら(ミカサとアルミン)と話がしたい」と言って。

 

そしてその結果が↓です。

 

進撃の巨人 112話 アルミン

それで?結局何が言いたかったんだよ?


「進撃の巨人」112話より

 

アルミンが言うとおり、一見すると「エレンはなぜミカサとアルミンに会おうと思ったのか」その目的がよく分かりません。

なので本当はエレンが何をしたかったのか。

これを考察してみようと思います。

 

 

エレンの矛盾

 

 

エレンのセリフの中で、唯一目的について語っているのが↓です。

 

進撃の巨人 112話 エレン

最初に言った通り、お前らがジークの居場所を教えるってんなら、オレ達は争う必要はねぇ


「進撃の巨人」112話より

 

 2人からジークの居場所を聞き出すのが目的?

これには相当な違和感があります。

 

もし本当にジークの居場所を聞き出したいのなら、そもそもミカサとアルミンの2人に絞る必要がありません。

さらに肝心なことに、当の2人はジークの居場所を知りません

(知っているのはハンジと、補給連絡係の3人、あとリヴァイは始めとする現地の監視者のみ)。

もっとも「ミカサとアルミンはジークの居場所を知らない」ことをエレンが知らない可能性ももちろんあります。

ですが「エレンに最も近い2人には知らせないだろう」ということは、さすがのエレンでも察しがつくでしょう。

 

……とかグチャグチャ言う前に、そもそもエレンはミカサとアルミンから聞き出そうともしていないんですけどねw

 

それにエレンは、明らかにウソをついています↓

 

 

進撃の巨人 112話 エレン

オレはガキの頃からずっと、ミカサ、お前がずっと嫌いだった

「進撃の巨人」112話より

 

小さいときからずっとミカサが嫌いだった?

そんなわけないじゃないですか。

いつも一緒にいた人間ですよ。

絶対絶命の場面でも、ミカサにマフラーを巻いてやると言った人間ですよ↓

 

 

進撃の巨人 50話 エレン

これからもずっと、オレが何度でも

「進撃の巨人」50話より

 

まあ勢い余って言ってしまった可能性もなくはないですが。

でももしエレンが、最初に言っていたように静かに話したかったのなら、ミカサやアルミンの感情をかき乱すのは完全に逆効果です。

 

つまりエレンの行動は矛盾しているように見えるのですよ。

でもこの矛盾したように見える行動こそが、実はエレンの目的なのではと私は思うわけです。

 

 

エレンは目的を達成した

 

エレンはすでに目的を達成した、と私は思っています。

 

以前アルミンはこう言っていました↓

 

 

進撃の巨人 108話 アルミン

だから僕達がエレンの真意を確かめて、証明するんだ。エレンは僕らの味方であると。

「進撃の巨人」108話より

 

そう、アルミンやミカサの「自分たちが話せば分かる」という思いを打ち砕くことこそが、エレンの目的だと私は思っているのです。

 

なぜか。

それは今まで散々書いてきたことの繰り返しですが、「ミカサやアルミンを救うため」です。

 

「つまりエレン(とジーク)は壁外世界からだけではなく、パラディ島も含めた全世界から悪とみなされようとしているのではないでしょうか。」

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もし私の見立てが正しいのなら、エレンは仲間たちを自分(エレン)と敵対させる必要があります。

そして当然ですがこれは、エレンとの距離が近い人物であるほど難しい。

 

例えばコニーは、紛れもなくエレンの仲間ですよね。

しかしもうすでに、彼はエレンを敵視し始めています。

ジャンも、変わってしまった(ように見える)エレンに対して否定的になってきているように感じます。

つまり、コニーやジャンくらいエレンとの距離が近い人間が今のエレンをあきらめたとしても、何ら不思議はないわけです。

 

ということは、あとはミカサとアルミンくらいなのですよ。

ここまで来てもまだ、エレンをあきらめないと思える人物は。

だからエレンは、どうにかする必要があったのです。ミカサとアルミンに。

だからエレンは、こんなひどい言葉を2人にぶつけたのです。

彼女たちは最後まで、エレンを擁護してしまうかもしれないから。

 

 

最後に言い訳

 

 

と、ここまで書いておいてなんですが。

書いている途中に「あれ、オレが書いてること、実は違うんじゃね?」と思ってしまったので、最後に言い訳させてください。

 

もしかしたらエレンは、選択肢を2つ持っていたのかも。

そのうち1つは↑で書いたとおりですが、もう1つは「ミカサとアルミンに自分の真意を伝えよう」としていたんじゃないかなと。

最初エレンは、ミカサとアルミンには全て正直に話そうとした。

しかしアルミンの「ジークやイェレナに懐柔されてしまったのか」という言葉を聞いて、その選択肢を捨てたとか。

アルミンやミカサでも、自分(エレン)のことを信じきれていなかったのかと感じて。

それで、残りの選択肢をとったのではないかと。

 

まあでも、あの場にガビもいたのでこれは違いますかね。

ちなみにエレンがあの場にガビがいることを許した展開を見て、ライナーとの話し合いにファルコを残したシーンを思い出しました。

どうなんでしょうか。

 

【112話ネタバレ考察】エレンはなぜ「オレは自由だ」と言ったのか

 

最新112話。

エレンはアルミンとミカサに会います。

エレンの目的は、おそらくこうです。

アルミンとミカサに自分(エレン)をあきらめさせること。

だからエレンは、あえてアルミンとミカサにひどいことを言いまくったのだと私は思っています。

※これについては別記事↓に書きました。

 

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しかしこの場において、エレンの本音がうかがえるシーンがあります。

それが「オレは自由だ」です↓

 

オレは自由だ 進撃の巨人 112話 エレン

「進撃の巨人」112話より

 

↑は一見、アルミンの「本当に…ジークやイェレナに懐柔されてしまったのか…」というセリフへの回答のようにも思えます。

しかし当のアルミンが「え?」というリアクションをとっていることからも、このエレンの言葉はかなり唐突なものだったと理解できます。

 

ミカサとアルミンを突き放す目的の場のハズなのに、それでも最初に語りたかったエレンの「自由」とは何なのでしょうか。

具体的に書いていきます。

 

 

時代や環境のせいではない、俺のせい

 

 

エレンの自由への考えがとてもよく分かるのが100話。

ライナーとの会話のシーンです。

過去記事でも書いたとおり、ライナーは不自由な存在です↓

 

子供だったライナーは「壁の中にいる奴らは、自分たちとは違うものだ」と教え込まれました。悪魔だと。

ライナーは世界を救うため、壁を破壊しました。

そしてエレンの母を始め、多くの人間が死にました。

ライナーは知りませんでした。

海の外も壁の中も同じということを。

ライナーは苦しみから逃れられず、裁きを受けたい、もう消えたいと願いました。

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ライナーのこの苦しみに、エレンは共感します。

エレンもまたライナーと同じように「何も知らなかった」1人だからです。

生まれながらに、過去の罪や憎しみを背負わされた1人だからです。

つまりここだけを見ると、エレンもまた不自由な存在です。

 

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「進撃の巨人」100話より

 
しかしここからが面白い。

なぜならライナーは、その不自由さを否定するからです。

時代や環境のせいではない、俺のせいだ。俺は英雄になりたかったんだと↓

 

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「進撃の巨人」100話より

 

ライナーのこのセリフに対しても、エレンは「やっぱりオレは…お前と同じだ」と共感します。

そしてライナーに、「オレは進み続ける」と宣言します。

 

分かるでしょうか。

時代や環境のせいではない。

これは、自分の自由意思で選択した道ということです。

だから少なくとも、その部分においてはエレンは自由ということです。

 

これがエレンの言う「オレは自由だ」と私は考えています。

 

エレンは、ミカサとアルミンにこれだけは伝えておきたかった、分かってほしかったのではないでしょうか。

もうこのような機会はおとずれないかもしれない。

そう考えると、ある意味これはエレンの遺書みたいなものともとらえることができそうです。

 


97話がまさに象徴している

 

実際↑をとてもよく象徴しているシーンがあります。

97話。エレンとファルコの会話の場面です↓

 



「進撃の巨人」97話より

 

みんな何かに背中を押されて、地獄に足を突っ込む。

でもライナーは自分で自分の背中を押して、別の地獄を見ている。

それはエレンも同じです↓

 

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「進撃の巨人」97話より

 

そしてエレンは、地獄の先にあるものに向かって進み続けます。

たとえそれが希望であってもさらなる地獄であっても。

それは進み続けた者にしか分からない。

 

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「進撃の巨人」97話より

 

どうでしょう。

97話のこのシーンを見ると、今のエレンの苦しみや先に見ているものが垣間見えるのではないでしょうか。

そしてその「エレンが先に見ているもの」こそ、人々が歴史の罪や憎しみを背負わなくても良いという意味での「自由」な世界なのではと私は思うのです。

 



【112話ネタバレ考察】「無知は不自由」というエレンが、無知な子供に「お前は自由だ」という理由

 

「自由」は、進撃の巨人のテーマ中のテーマです。

それは最終コマとウワサされている「お前は自由だ」にも表れています↓

 

進撃の巨人,最終コマ,お前は自由だ,エレン

 

※まだ確定していませんが、↑の後ろ姿はエレンだという前提で話を進めます。

 

また「自由」は、最新112話のテーマにもなっています。

112話のタイトルは「無知」ですが、無知という言葉が出てくるのは112話で1か所しかありません↓

 

進撃の巨人,112話,無知ほど自由からかけ離れたもんはねぇって話さ

「進撃の巨人」112話より

 

つまりこの「自由」を考察することは、進撃の巨人の根幹を考察することにもつながります。

 

しかしここで矛盾が生じます。

 

「お前は自由だ」は、(おそらくは)子供に向けられた言葉です。

ですが、子供は無知です。

エレンの言葉を借りれば「無知は不自由」となります。

つまりエレンは、無知な子供に「お前は自由だ」と言っているワケです。

 

でも私は、これを矛盾とは思っていません。

それはなぜなのか。

具体的に書いていきたいと思います。

 

 

まさに無知は不自由

 


まずエレンが、無知を不自由だと強く感じる理由について。

これは100話がとても良い素材になります。

エレンとライナーの語りのシーンです。

 

子供だったライナーは「壁の中にいる奴らは、自分たちとは違うものだ」と教え込まれました。悪魔だと。

ライナーは世界を救うため、壁を破壊しました。

そしてエレンの母を始め、多くの人間が死にました。

 

ライナーは知りませんでした。

海の外も壁の中も同じということを。

ライナーは苦しみから逃れられず、裁きを受けたい、もう消えたいと願いました。

 

 

これは、無知な子供だったライナーが招いた悲劇です。

まさに無知は不自由です。 

 

進撃の巨人,100話,ライナー

「進撃の巨人」100話より

 

そしてこれは当然、ライナーに限った話ではありません。

エレンもジークも、みんなそうなのです。

 

 

無知が不自由ではない世界

 

 

前回111話で、サシャ父はこう言いました。

「過去の罪や憎しみを背負うのは、我々大人の責任や」と↓

 

過去の罪や憎しみを背負うのは我々大人の責任や,進撃の巨人,111話

「進撃の巨人」111話より

 

ではサシャ父が言うように、過去の罪や憎しみを次世代に背負わせる必要がなくなったとしたらどうでしょうか。

 

無知は不自由の理由ではなくなりますよね。


つまりエレンの「お前は自由だ」には、「お前はもう、生まれながらにして過去の罪や憎しみを背負う必要はない。自分たちのように」という意味が込められているのではないか、と私は思っているのです。

そして今のエレンの不可解な言動の全ては、その実現のためのものだと私は考察しているのです。

 

この辺のことは過去記事にも触れているので、良かったら見てみてください↓

 

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ちなみに子供のころから過去の罪や憎しみを背負わされ、今でも不自由に見えるエレンが、それでもなぜ「オレは自由だ」と言うのかについては、別記事に書いてみようと思っています。

よろしくお願いいたします。

 

 

【111話の考察】イェーガー派がザックレーを殺した真の理由が分かった

 

イェーガー派がザックレー総統を殺した真の理由が分かった……いや、それは言い過ぎですね。

正確には「イェーガー派がザックレー総統を殺した真の理由が分かった(かもしれない)」ので、書いておこうと思った次第です。

 

答えは2つ。

 

1つは、「エレンがエルディア国の主導権を握り、兵団組織を粛清しようとしている」と、みんなに思い込ませるため。

もう1つは、総統をピクシスにするため。

 

ということで、具体的に書いていきます。

 

 

粛清を思い込ませることが目的

 


ハンジはイェーガー派の目的をこう分析しています。

「エレンを中心とした兵団組織への粛清。総統の殺害は彼らの強い覚悟を示している」

 

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「進撃の巨人」111話より

 

しかし、これはちょっとおかしい。

だってトップとしては、ザックレーよりピクシスの方が優れていますよね。

少なくとも決断力は、ピクシスの方が上でしょう。

アルミンが言うように、ザックレーがいなくなったらピクシスしかいないことは誰の目から見ても明らかでした↓

 

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「進撃の巨人」111話より

 

ということは、エレンが本当に主導権を握りたいなら、ザックレーを生かしておいた方が良い。

それにピクシスは、粛清をやすやす見過ごすキャラではないですよね。どう考えても。

ということは、エレンの兵団組織への粛清はより難しくなる。

 

つまり「ハンジの分析は間違っているんじゃない?」というのが、私の考察です。

そしてむしろ「ハンジ(やみんな)にそう分析させることこそが目的なんじゃない?」というのが、私の主張です。

 

 

トップをピクシス司令にしたかった

 

 

兵団は貴重な時間をただただ浪費していました

 

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「進撃の巨人」111話より

 

これは、今の上層部では歩を進める決断ができないことをあらわしています。

 

また今の兵団組織では、調査兵団が意思決定の中心からハブられるケースもあるようです。

実際「エレンから始祖の巨人を移す」という重要な計画が、調査兵団に知らされることはありませんでした。

 

以前にも書いたとおり、エレン(とジーク)は最終的に全ての悪を引き受ける気でいると、私は思っています。

そうすることで、大事な仲間も守ることができると↓

 

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もしそうであれば、調査兵団を意思決定の中心にもってきた方が良いでしょう。

憲兵団と違って、彼らは自己保身に走らない。

これまでの物語を見ても、少なくとも調査兵団幹部は名実ともに心臓を捧げている人間ばかりです。

エレンが悪として振る舞えば振る舞うほど、エレンと対峙する(あるいは止める)姿勢をとる可能性が高い。

そこでピクシス司令ではないか、と私は思うわけです(まあ彼は調査兵団ではありませんが)。

ピクシスは決断ができる人間です。

そして、調査兵団の意をくみとれる人間でもあります。

さっきも書いたとおり、ザックレーが死ねばピクシスがトップにつくことは明らかでした。

つまりエレンは、自分が悪として振る舞ったときに「悪に服従しない人間」「自己保身に走らず、悪と立ち向かえる人間」を意思決定の中心に置きたかったのではないか、と私は思うわけです。

 

 

「安かろう」ではなくなるとき

 

 

ピクシスは唇をかみしめ、「安かろう」と言いました

 

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「進撃の巨人」111話より

 

ザックレーの死だけであれば、確かに「安かろう」かもしれません。

しかしそこに、憲兵団の幹部全員が加わったらどうですか↓

 

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「進撃の巨人」111話より

 

 

当然、安くはなくなるでしょう。

壁内のユミルの民たちも今はエレン支持ですが、その希望を絶望に変えるのは難しい話ではありません。

自己保身に走らないピクシスなら、殺し合いも覚悟する可能性があるのではないでしょうか。

もしそうなればエレンとジークは壁外だけではなく、壁内からも憎まれる存在になるワケです。

文字どおり、世界中から憎まれる悪になる。

これこそが、エレンとジークの真の狙いなのではないでしょうか。



【111話の考察】サシャ父の「我々大人の責任や」がジークのセリフでもある理由

 

最新111話「森の子ら」。サシャのお父さんは言いました。

「過去の罪や憎しみを背負うのは、我々大人の責任や」

 

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 「進撃の巨人」111話より

 

これはもちろんサシャ父のセリフです。

が、

このセリフ、実はジークほど当てはまる人物はいません。

なのでマンガ的には、ここにジークの真意も込められていると私は思っています。

 

どういうことか。

具体的に書いていきます。

 

 

なぜジークほど当てはまる人物がいないのか

 

 

なぜジークほど当てはまる人物がいないのか。

答えはシンプルです。

「ジークは両親によって、生まれる前からすでに過去の罪や憎しみを背負わされていたから。そしてその負の連鎖を、自分たちで終わらせたいと強く願っているから。」

 

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「進撃の巨人」86話より

 

実際ジークの↓のセリフにも、その気持ちがとてもよく表れています。

「俺達はあの父親の被害者…お前は父親に洗脳されている」(83話)

「終わりにしたいんだよ、俺達で」(77話)

 

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 「進撃の巨人」83話より

 

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「進撃の巨人」77話より

 

ジークがガビやファルコを心配するシーンもありましたね。

ここにも、できるだけ子供を巻き込みたくないジークの気持ちがあらわれているように感じます↓

 

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「進撃の巨人」107話より

 

 

今後のジークとファルコの絡みに注目

 

 

上で書いたように、ジークが「過去の罪や憎しみを背負うのは、我々大人の責任や」と強く感じているのであれば、がぜん注目したいのは今後のファルコの展開です。

なんせ、ジークの脊髄液を飲んでしまったのですから。

今後ジークとファルコに重要な絡みがあるのは、ほぼ確実でしょう。

 

ちなみに私の予想を書いておきます。

ファルコが脊髄液を飲んでしまったことを知ったジーク。

彼は不自然な形で、憲兵団幹部のジーク巨人化をちゅうちょします(ジークが一斉じゃなく個別にジーク巨人化できるなら話は別ですが)。

で、それを見た誰か(おそらくハンジ、もしかしたらピークも)が違和感を持ちます。

そしてその違和感から、ジークの真意に近づくなんじゃないかと。

 

どうでしょうか。根拠こそ薄々ですが、ナシではない展開だと思っています。

 

 

巨人の涙と最終コマ

 

 

ちなみに肉親によって「過去の罪や憎しみを背負わされていた」のは、ジークだけじゃありません。

エレンもライナーもアニも、ガビもファルコもそうですよね。

ベルトルトなんかもそうでしょう。

というか、そんなこと言い出したらエルディア人全員そうですね。

まあでも知性巨人の持ち主ともなると、過去の記憶もリアルに引き継いでしまうので、背負わされ具合がよりヘビーになりそうです。

ということで、巨人の涙の理由にここら辺も関係しているんじゃないかと、私はにらんでいます。

 

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「進撃の巨人」84話より

 

あともう1つ。

エレンが「同じ歴史を、同じ過ちを繰り返したくない」気持ちを強く持っているだろうことは、前に別の記事で書きました↓

 

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そんなエレンに、もし子供が生まれたらどうでしょうか。

もちろん「過去の罪や憎しみを背負わせよう」とはしませんよね。

 

ということで、これがウワサの最終コマにつながるのではないかと私は思っています↓

 

 

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色んなウワサがあるようですし、私自身まだ「情熱大陸」を観れていないのですが、子供を抱いているのはエレンじゃないかなと。

子供はエレンの子か、あるいはヒストリアの子かもしれません。

 

エレンはひたすら自由を願い、しかし過去の罪や憎しみを特別な形で背負うことになってしまいました。

でも自分の子(あるいは次世代)には、自由を与えることができた。

同じ歴史、同じ過ちはもう繰り返さなくてすむ(まあ実際は、そううまくはいかないでしょうが)。

そういう話なのではないかなと思っている次第です。

 

 

 










【110話ネタバレ】イェレナがマーレ兵の人権を譲らなかった理由を考察

 

最新110話。

ハンジはイェレナの行動の矛盾に気づきました。

イェレナは「あれほど義勇兵が疑われないように神経を使っていた」にもかかわらず「兵政権に反発してまでマーレ兵の人権を譲らなかった」のです↓

 

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「進撃の巨人」110話より

 

そして私は、この矛盾をとく鍵が↓のシーンにあるのではないかと、今のところ感じていたりします。

 

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 「進撃の巨人」110話より

 

ということで、以下具体的に書いていきたいと思います。

 

 

マーレ兵のためではなく、パラディのため?

 

 

まず言えるのは「イェレナには、マーレ兵の人権を守る大きなメリットがない」ということです。

だって考えてみてください。

そもそもイェレナは、寝食を共にした仲間であっても躊躇なく殺してきた人間ですよ。

今さらマーレ兵の人権を守ったところで、何になりますか。

マーレから見ても、彼女(や他の義勇兵も)の罪がこのことで軽減されることはないでしょうし。

 

メリットどころかむしろ、大きなデメリットならあります。

そもそもイェレナは、パラディ勢力から疑われることがあってはいけませんでした。

彼女が反マーレ義勇兵であっても、本当はマーレ側のスパイであったとしてもです。

実際ハンジが「あれほど」と言うように、イェレナは自分たち義勇兵が疑われることのないよう、信用されるよう思いっきり神経を使ってきました。

そんなイェレナが、これまでの努力を水の泡にしかねないことを敢えてするでしょうか。

マーレ兵の人権ごときと引き換えに(ごときというのは言い過ぎですね)。

仮にイェレナがマーレのスパイだったとしても、これまでマーレ兵を躊躇なく殺してきた人間が何を今さら人権?みたいな話になりますしね。


そう、イェレナはデメリットこそあれメリットが見えないようなことをやったワケです。危険を冒してまで。

ということはつまり、イェレナには何か別に隠している理由があるんじゃないかという話になります。

実際ハンジも、そう感じて動き出したようですし。

 

ではその隠している別の理由とは何か。

実は対象が違うんじゃないかと、私は思っています。

イェレナはマーレ兵を守るために、マーレ兵の人権を譲らなかったわけではなく、パラディ勢力を守るためにマーレ兵の人権を譲らなかったのでは?ということです。

 

 

海の外も壁の中も同じなんだ

 

 

仮にパラディ勢力が、イェレナの反発を無視してマーレ兵の人権を搾取したとします。

するとどうなりますか?

マーレ兵たちにとって、パラディ島のエルディア人たちは悪魔のままですよね。

でも実際、イェレナの主張によってパラディ勢力はマーレ兵の人権を守るよう判断しました。

マーレ兵たちにとって、パラディ島のエルディア人たちは悪魔でしょうか。

もちろん軋轢はありますし、不穏な動きがありそうにも見えます。

しかしマーレ兵の中から、悪の末裔の死に涙する者まで出てきたこともまた事実です↓

 

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 「進撃の巨人」107話より

 

つまり何が言いたいのかというと、イェレナは「パラディも我々も同じなのだ」という価値観を、できるだけ多くのマーレ兵に持たせたいのではないかということです。

かつてのライナーやエレンのように↓

 

 

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「進撃の巨人」100話より

 

 

壁内勢力と壁外勢力をつなぐ人間

 

 

「エレンとジークは、巨人なき世界を作ろうとしているのではないか」

かねてから私はそう考察しています。

過去記事にも書きました↓

 

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もしこの考察が当たっていれば、壁内勢力と壁外勢力をつなぐ役割の人間ができるだけ多く必要になります。

私はそれが、ニコロたちマーレ兵やファルコ&ガビではないかと思っています。

さらに以前のエルディア帝国とも異なる、新しい世界秩序が出来上がることにもなります。
そしてこれこそが、イェレナの言う「世界は生まれ変わる」ではないかと考えています。

 

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「進撃の巨人」110話より

 

つまり新しい世界秩序の実現のために、マーレ兵の人権を守ることが必要なのではないかということです。

 

ちなみに↑のシーン、ちょっと違和感ありませんか?

というのもイェレナって、ジークの考えに賛同しているんですよね。

で、そのジークはエルディアの復権を唱えているわけです。

エルディア帝国が復活したところで、元の時代に戻ることはあっても「世界が生まれ変わる」とは言えませんよね(まあ微妙なとこですが)。

それにジークの計画は、何十年という長期的なものだったし。

ということは、イェレナがいくら「彼らの近くで見ていたい」と言っても、肝心の彼らはそのころにはもういないですよね。

 

まあもっともイェレナが、どれだけのものをジークと共有しているのかはまだ分かりませんが。

でも少なくともある程度は共有していると思っているんですけど、どうなんでしょうね。

 

【110話の考察】イェレナはクルーガー?

 

先日、イェレナの「エレン」と「エレン・イェーガー」の使い分けについてtwitterに書きました↓

 

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まあ実際のところは使い分けでもなんでもなく、たまたまの話なのかもしれません。 

 

でもですね~、どうですか。

セリフだけじゃなく、イェレナの表情とかその後の沈黙のコマの使い方とか見ると、やっぱり臭う。

私にはそこそこ重要なポイントに見えるのですよ。

なのでイェレナの「エレン」と「エレン・イェーガー」が、彼女の中ではどう使い分けられているのか考察したくなったのです。

 

ということで、取りあえず2つの可能性に分けてみました。

イェレナにとって大事なのが、「エレン」の方なのか「イェーガー」の方なのかという分け方です。

具体的に見ていきましょう。

 

 

エレンの場合

 

 

もし「エレン」の方に重点が置かれているとしたら、真っ先に浮かぶのはクルーガーでしょうね。

つまりイェレナの頭の中に「エレン・イェーガー」だけではなく、「エレン・クルーガー」もいるということです。

 

そうすると当然、イェレナはエレン・クルーガーを知っていることになります。

さらに話しぶりからして、かなり思い入れがありそうと推測できる。

ということは?

家族か何かってことなのでしょうか。

 

クルーガーに家族がいたという情報は、これまでにはありません。

が、

まあいてもおかしくはないですよね。

グリシャにも「家族を持て」って言ってましたし↓

 

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「進撃の巨人」89話より

 

もしクルーガーに家族がいたら……。

多分あらかじめ家族は逃していたことでしょう。

あのとき進撃の巨人をグリシャに継がせることは、前々から決めていただろうから。

 

逃がすとしたらどこ?

マーレ以外で、マーレの影響力が及ばない敵対国とか?

そうするとイェレナの物語に信憑性が出てきそうですね。

まあもっともイェレナが、本当にマーレに占領された国の兵士だったのかという疑問もありますが。

 

 

イェーガーの場合

 

 

「イェーガー」の方に重点が置かれているとしたら?

どうでしょうね。

グリシャ以前のイェーガー家は、そんなにエッジの立った家ではなさそうですしね、今のところは。

 

ちょっと引っかかるとすれば、イェレナのこの場面くらいでしょうか↓

 

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 「進撃の巨人」99話より

 

↑の場面、最初はジークをイェーガーと言ったことに対してピークが何か違和感を持ったのかとも思いましたが、今となってはその線はなさそうな雰囲気ですね。

 

まあそもそも、もし「イェーガー」がイェレナにとって重要なら、ジークに対しても「ジーク・イェーガー」と呼ぶ場面があっても良さそうです。

今後出てくるかもしれませんけど。

ただ現段階では、イェレナが「イェーガー」の方に特別な思い入れがある可能性は低そうです。

 

 

イェレナ・クルーガー説はアリ

 

 

ということで、「イェレナの姓はクルーガー」説は可能性としてはありそうですね。

まあでもさっきも言ったとおり、根拠はまだ薄々ですが。

 

あ、1つ書き忘れしていました。

このイェレナ・クルーガー説って、すでに結構出ているんですね。

ワイが見つけたで!的なノリで書いてしまいました。

しかしイェレナ・クルーガー説を唱えている方々って、どこを読んでそう思ったのだろう?

時間あるときにでも見てみるか。