「進撃の巨人」の謎が分かった

考察が正しければ、ネタバレになってしまいます。ご注意ください。

「進撃の巨人の全体像」が分かった。

※この考察が正しければ、ネタバレになってしまうので、嫌な方は見ないようご注意ください。

 

答えは、最初に書いてあった

 

進撃の巨人」は、以下のセリフから始まります。

 

その日、人類は思い出した。ヤツらに支配されていた恐怖を…鳥籠の中に囚われていた屈辱を… 

 

 

そして、このセリフこそが「進撃の巨人」の謎の答えです。

「人類」は、(本来の言葉の定義とはズレますが)壁内の大多数の民族を指します。

記憶を改竄される民族です(仮に、「カイザン民族」と呼びます)。

「ヤツら」は、巨人ではありません。

「カイザン民族」以外の人間たちです。

※なぜそのように考察できるのかは、また後ほど記述いたします。

 

壁内人類の始まりは、「サシャ」の立ち位置に似ている

 

「カイザン民族」の故郷は、『炎の水や、氷の大地、砂の雪原が広がっている』地域でした。

そこは、他の民族の居住地域とは遠く離れた静かな場所で、彼らは、『先祖から代々受け継いできた生き方』を大切にしながら生活をしていました。

しかし、そんな生活にも大きな変化が訪れます。

世界全体が戦乱状態となり、生活の場所を追われた他の民族たちが、「カイザン民族」のエリアにも入ってくるようになってしまったのです。

そんなとき、「カイザン民族」に救いの手を差しのべたのが「レイス王家」でした。

「カイザン民族」は、『一族と共に未来を生きるため』、『これまでの伝統を捨て』、『世界が繋がってることを受け入れ』、故郷を離れました。

 

…と、ここまで読まれて、もう分かっている方もいらっしゃると思いますが、↑のストーリーは、壁内における「サシャ」の立ち位置をベースに考察したものです。

実際、『』の部分は、全て「進撃の巨人」のセリフそのままです。

この壁の外のずっと遠くには…炎の水や、氷の大地、砂の雪原が広がっている。

これは、アルミンのセリフ。

嫌やって!私達はご先祖様に生き方を教えてもらって生きてきたんやから!!よそ者に受けた恩なんかないよ!私達にゃ私達の生き方があるんやから、誰にもそれを邪魔できる理由は無い!

これは、サシャ。

我々は世界に生かしてもらっとるからなぁ…

 と、

伝統を捨ててでも、一族と共に未来を生きたいと…思うとる。世界が繋がってることを受け入れなければならん。

 は、サシャの父のセリフです。

 

ちなみに、サシャの『ご先祖様に生き方を教えてもらって生きてきた』という部分が、(知性)巨人に繋がっているのではないかと考えているのですが、この部分は、また機会があるときに深ボリできればいいなと思っています。

 

ピクシスのセリフで「巨人に地上を支配される前の世界」が分かる

 

3巻で、駐屯兵団の司令官である「ピクシス」は、このように言います。

巨人に地上を支配される前、人類は種族や理の違う者同士で果てのない殺し合いを続けていたと言われておる。

 この殺し合いの影響で、「カイザン民族」は故郷を離れます。

そして、「カイザン民族」は、世界において「奴隷」として扱われることになります。

※この経緯に対する考察は、また改めて記述したいと思います。

 ピクシスのセリフに戻ります。

その時に誰かが言ったそうな。もし…人類以外の強大な敵が現れたら、人類は一丸となり、争い事をやめるだろうと…

 人類以外の強大な敵…もちろん、それは「巨人」です。

そして、この「誰か」は誰でしょう。

それは、恐らく『破滅的な平和思想の持ち主』であった、壁内の初代王(レイス家)だと考えます。

 

 こうして「巨人化生体実験」が始まりました。

実験台となったのは、奴隷である「カイザン民族」でした。

 

「始祖の巨人」の夢は叶わなかった

 

「巨人化生体実験」の結果、多くの巨人が生み出されました。

 

※巨人の詳細…例えば、「座標」や「記憶の改竄能力」がこのとき生まれたのか、元々あったものなのか。また、無知性巨人は、狙ってできたものなのか、実験ミスによって生まれたものなのか等については、機会があるときに、じっくり考えたいと思っています。

 

そう、世界は、巨人に支配される恐怖に包まれたわけです。

そこで、『人類は一丸となり、争い事をやめ』たのでしょうか。

もちろん、答えは「NO」。

エレンのセリフ↓

(巨人に)ここまで追い詰められた今でも、(人類が)一つになったとは言いがたい

 にもあるように、「初代王」の理想は、『ずいぶんと呑気』で、『あくびが出る』ものだったのです。

 

そして、壁は造られた

 

 「巨人」の正体が、「カイザン民族」であることが公となり、「カイザン民族」は、『ただ存在するだけで世界に憎まれ』るようになりました

「初代王」は、世界に約束をしました。

  • 王を退くこと。
  • 「巨人の種」である「カイザン民族」を、責任を持って閉じ込めること。

こうして、「初代王」は、多くの「カイザン民族」と、「初代王」に忠誠を誓う少数の臣下たちを連れ、遠く離れた地に巨人の壁を造り、「カイザン民族」を閉じ込めました。

「カイザン民族」の記憶を改竄し、文字も変えました。

壁の外に無知性巨人を置き、「カイザン民族」たちが外に出ないように徹底的に取り締まりました。

「初代王」の『平和思想』は、変わることはありませんでした。

「初代王」は、この『小さな壁の中』で、記憶を改竄できる民族に対してであれば、『真の平和』を、『楽園』を築けると思ったのです。

 

尚、無知性巨人が、壁外の人類を襲うことはありませんでした。

壁外の人類は「座標」を持っていたからです。

 

 

 「進撃の巨人の全体像」に対する考察は以上です。

ちなみに、↑の『ただ存在するだけで世界に憎まれ』の部分、これ、「ユミル」のセリフです。

クリスタ…私もだ。自分なんて生まれてこなければ良かったと思ってた。ただ存在するだけで世界に憎まれたんだ。

 そうです、「カイザン民族」つまり、壁内の大多数の人間は「ユミルの民」なのではないかと、私は思っています。

そうすると、ユミルがエレンに言いかけた敵の正体も見えてきます。

1番最初のセリフに戻りましょう。

その日、人類は思い出した。ヤツらに支配されていた恐怖を…鳥籠の中に囚われていた屈辱を…

ユミルの民にとって、敵は「世界」なのです。

ユミルの民は、奴隷にされ、無知性巨人にされ、壁の中に閉じ込められたのです。

ここら辺の詳細は、また改めて書きたいと思います。

 

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