「進撃の巨人」の謎が分かった

考察が正しければ、ネタバレになってしまいます。ご注意ください。

レイス王はユミルの民を「人類」と思っていないのではという考察

 

 

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 145代目フリッツ王(初代レイス王)は、人類の完全な平和の実現を夢見ていた。

しかしその「人類」の中に、ユミルの民は含まれていないのではないか。

そう考えると私の違和感のいくつかが解消されそうなので、書いてみたいと思います。

 

壁内のおかしな民族構成

 

『壁の中には大多数の単一民族と、ごく少数にそれぞれ独立した血族が存在する』

とケニー・アッカーマンの祖父は言う。

 

しかし現実世界において、様々な少数血族が大多数の単一民族を支配している国を私は聞いたことがない(あったらごめんなさい)。

まあもっとも、壁内には「ユミルの民の記憶改竄」という現実世界とは大きく異なる要素があるので、比べてもしょうがない部分はあるのだが。。

 

確かに記憶改竄できない者たちを下に置くよりも、貴族のポジションに置いてイイ思いをさせた方が確かに平和は実現しやすいだろう。

でもそれなら、単純に壁内をユミルの民だけにすれば良いではないか。

 

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「少数の血族を迫害したらそもそも平和じゃないでしょ」

という意見が出るかもしれない。

しかし、だったら「アッカーマンや東洋の一族への迫害は何?」という話になる。

 

レイスは世界のミニチュアを作りたかった?!

 

「完全な平和の実現。そのためには少数の血族など入れず、ユミルの民だけの国家にした方がよっぽど良い」

なのにレイス王は、記憶改竄によって支配できない少数血族を壁内に入れるどころか、貴族というポジションにまでつけている。

つまり少数血族の立場に立ってみると「壁内は自分たちがオイシイ思いのできる理想的な国家」とも言えるワケだ。

レイス王は、なぜこのような統治体制をとったのだろうか。

 

私は「奴隷用の血」という言葉に、答えへの手がかりがあるように感じている。

 

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この「奴隷用の血」という言葉は、歴史的に考えるとオカシイ。

 

145代フリッツ王(初代レイス王)が壁内に逃げ込む前、ユミルの民たちは奴隷どころか、世界の覇者エルディア帝国のエルディア人だったはずだ(巨人兵力として無垢の巨人にさせられていたユミルの民もいただろうから、そういう意味では奴隷と言えなくもないが)。

壁内世界においても、ユミルの民は一般市民のはずである。

 

が、しかし。

一般市民と思っているのが、実はユミルの民たち自身だけであればどうだろうか。

 

つまりレイス王や壁内の貴族たちにとって、ユミルの民は人類の一員ではなく、単なる家畜みたいな存在であったとしたら……。

 

145代フリッツ王(初代レイス王)は、壁の中に世界のミニチュアを作りたかったのではないか。様々な人種がいるにも関わらず、争うことのない完全に平和なミニチュア世界だ。

そのためには壁の外に絶対的な脅威である無垢の巨人の存在はもちろんのこと、壁の中にも絶対的に支配できる多くの家畜(奴隷)が必要だったのではないだろうか。

 

壁の外においても壁の中においても、多くのユミルの民を利用しまくることによって、レイス王は「人類」にとって完全に平和な世界の実現を目指したのではないだろうか。そしてその人類の中には、ユミルの民は含まれていないのだ。

 

エレンはレイス王の思想を知った?!

 

エレンはグリシャの記憶を通して、フリーダがグリシャになんと言ったのかを知った。

 

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フリーダがグリシャに放ったこの言葉によって、グリシャはレイス家を滅ぼさんとするまでに態度を豹変し、エレンは表情を一変させた。

 

実際のセリフは今後明らかになるだろうが、このときフリーダは「ユミルの民は人類ではない」という趣旨の発言をしたのではないだろうか。

そう考えると、グリシャやエレンの途方もない怒りにも納得がいく。

 

 

アッカーマンと東洋の一族の迫害

 

最後に、アッカーマンと東洋の一族が迫害された理由について書きたい。

 

彼らが迫害された理由は、レイス王の思想に反対したためだとされている。

実際そのとおりなのかもしれない。

しかしアッカーマン一族は、迫害を受けた後に頭首の命と引き換えに一族の存続を求めたにも関わらず、その願いも反故にされたという。

実はもっと深い理由があるのではないだろうか。

 

ケニーのじいちゃんは「アッカーマンは、王から恨まれていたのではなくて恐れられていた」と言っている。

レイス王は何を恐れたのか。

それはもちろん巨人科学の副産物であるアッカーマンの、知性巨人に勝るとも劣らないその戦闘力だろう。

 

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記憶改竄でコントロールできないこんな厄介な存在に、万が一反旗を翻されたりしてはたまったもんじゃない。

 

一方、東洋の一族もまたレイス王に恐れられていたのではないかと私は思っている。

アッカーマンの戦闘力に対して、東洋の一族には「記憶の継承」という特殊能力があるのではないだろうか。

つまり東洋の一族は記憶改竄されないどころか、知性巨人のように記憶の継承を行えるのだ。

 

実際、東洋の一族の血を受け継いでいるミカサにはその兆候が窺える。

 

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このミカサの兆候については、依然としてタイムリープ、タイムループによるものという説が根強く、また私もその可能性は高いと思っている。

しかし同時に「世界の記憶を持つ能力」という線もアリなのではないだろうか。

 

そう考えると、知性巨人並の戦闘力と知性巨人並の記憶継承能力を持ち、さらに13年という寿命のないミカサは、総合的に巨人を超えた存在と言えるのかもしれない。

あ、傷の回復はできないか。。

 

 

 

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